株式会社 小島衣料は、レディス重衣料を中心としたOEM生産企業です。

キャリア採用サイト

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N・I

縫製技術指導

フィリピン

N・I

2004年入社

縫製技術を海外で伝える
そのために必要なこと

高校を卒業後、岡山に本社があるアパレル会社に就職。
裁断、パターン、サンプル縫製、技術営業など約12年に渡って技術を習得するも
経営悪化によって、当時取引先であった小島衣料にチームごと転職。
入社後は、海外生産工場にて縫製技術指導として中国・バングラデシュ・ミャンマー・フィリピンで活躍。

N・I

求められていること以上に応えるために

小島衣料が国内有数の企業から信頼を得ているのには理由があります。納期やコストのことももちろんですが、高い品質の製品を提供できる海外生産工場体制が整っているところであると私は自負しています。昨今メーカーはパターン製作を外注することが多く、パターン通りに製作すると製品として不具合がでるケースも少なくありません。私たちはパターンチェックをよりシビアにすることによって、精度の高いサンプルの作成や量産体制でお客様の満足度を得ています。縫製技術指導は、海外現地のスタッフがいかに高い技術を習得し、クオリティーの高い製品ができるよう指導するのが仕事です。しかし私はシビアなパターンチェックによって、お客様が求めるクオリティー以上の製品を提供し、かつ現地スタッフがより仕事しやすい環境を整えることこそが縫製技術指導の仕事であると考えています。

今までとは違うフィリピンでの課題

私は中国・バングラデシュ・ミャンマーを経てフィリピンを担当することになったのですが、課題は国によってさまざまです。フィリピンは今までの国とは違う環境でシャツや肌着といった軽衣料の技術者が多く、コートなどの重衣料を扱う小島衣料の技術者レベルとはかけ離れていました。また、働くことへの意欲も希薄でしたね。こうした状況の中でまず取り組んだのが労務管理です。どうすれば意欲的に働きやすい環境を作れるか。また、勤務管理体制なども何度も見直しました。幸い近くには他業界の日本企業の工場も多く、労務や人事について他社の日本の方と意見交換なども多くさせていただきました。縫製技術を教える前に国民性や働くことに対しての考えなど、日本とは大きく違う点を把握し、課題を見つけ、工場の基本体制や環境を整えること。それが、高品質で生産性の高い工場を作る第一歩なのです。

さまざまな課題を解決していく
それがモチベーションにつながっていく

さまざまな課題を解決していく
それがモチベーションにつながっていく

フィリピンの工場には300名ほどの現地スタッフが働いており、小島衣料のPmi事業部やSSS事業部の製品を担当。定番以外の製品の生産も多く、今後の工場・スタッフの拡大に伴う現場リーダーや現地スタッフ班長の育成は急務となっています。言葉の違いによるコミュニケーション不足、ライン安定花道のための資材管理チェックなどまだまだできていないことも多く、さまざまな課題をクリアしていくためにはリーダー的な人材をより多く育てていかなければなりません。私は何か障壁があるとそれをポジティブに受け止め、どうすれば解決できるのかを楽しむようにしています。今までのやり方にはとらわれずに、いろんな角度から物事を考え課題を解決していく。そしてその達成感を味わえるのが今の私のモチベーションとなっていますね。

TOP VOICE

この仕事に対する社長の期待

2018年から稼働を始めたフィリピンの生産工場は、日本との距離も近く、短サイクルに適した工場です。現在の生産は20,000pcs.ほどですが、今後さらにお客様の細かな製品ニーズに応え、より高い満足度を得ていただくよう成長を期待をしている生産工場です。中国に集中していた縫製から脱却し、小島衣料の新たな海外生産拠点として誕生した「KOJIMAIRYO PHILIPPINES INC」。成長を加速させてくれるポジティブな人間性と高い縫製技術を現地リーダーを育てながら指導してくれる人材に大きな期待を寄せています。

Another View

料理のレパートリーが増えました

料理のレパートリーが増えました

実はアジア圏ではイタリアンを食べることがほとんどできなく、自分でイタリアン料理を作り始めたのがきっかけで料理が趣味になりました。また、煮込み料理も食べられる機会が少ないため作る機会が多くなりましたね。美味しい料理を作るため、休日には朝市に食材探しに出かけたりもしていますよ。他には日本に帰るたびに買い込んできたプラモデル作りやアクリル水彩画を描いたりして休日は過ごしていますね。

この仕事に関する質問

海外勤務では英語などの外国語での会話が必要ですか

通訳がいますので現場での会話に英語などの外国語の習得は必要ありません。また、他にも日本人社員もいますので生活コミュニケーションに不安を感じることもありません。

海外勤務者は年間にどれくらい日本に帰ってきますか

人によってさまざまですが、平均すると2〜3ヶ月に1度、年5回ほどは日本に帰ってきています。1回あたり1週間〜10日ほど休暇として、日本に滞在しています。費用は会社負担になります。