環境保全・サスティナブルへの意識が広がる【10月のアパレルニュース】

environmentalprotection_apparel_news

10月のアパレル・ファッション業界の注目ニュースをお届けします。ユーズド商品の販売やリサイクルなどを通じて、サスティナビリティー(持続可能性)の意識を醸成する取り組みが活発になっています。また、コロナ禍により拡大しているEC需要に対応すべく、オンライン上のサービスの利便性を高める動きも多くみられました。

①セブン&アイ・ホールディングスが衣料品回収を開始

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、持続可能性や環境保全に配慮した取り組みを進めています。
セブン&アイ・ホールディングスは、不要な衣料品を店頭で回収し、代わりにクーポン券を配布する取り組みを10月に始めました。回収した衣料品は再利用されるため、家庭で廃棄される衣料品が減少する効果があります。また、プラスチック削減の取り組みとしてペットボトルを積極的に回収し、インナーなどの素材として再利用する取り組みも拡大しています。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/fb-sustainability-aeon-7andi)

②【サスティナブルを身近に】メルカリがファッション実店舗をオープン

メルカリは持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、ユーズド商品を販売するファッション実店舗「サステなストア」を11月に期間限定で表参道にオープンする予定です。フリマアプリ「メルカリ」のユーザーが出品した商品の中から、タレントやスタイリストを中心とする同社のプロジェクトアンバサダーが買い取ったものを中心に販売します。
この取り組みは、ヨーロッパで広がりを見せているサスティナブルな消費を促進する運動「グリーンフライデー」に合わせたもので、ユーズド商品の活発な売買を通じて過剰な生産や廃棄を防ぐことを目指しています。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/mercari-211007)

③残反・残糸をアップサイクルする新ブランド、デイトナインターで販売

従来からサスティナブルなファッションのあり方などを追求してきたデイトナインターナショナルが運営する「ファーストハンド」は、より先進的な取り組みとして、商品に残反や残糸を活用したブランドを10月15日から販売しています。
この新ブランドは「ユーエヌ・バイ・トモミ・キシタ」と名付けられ、レイヤードミヤシタパーク店ゾゾタウンなどで購入可能です。
国内の倉庫に眠っていた質の高い生地などを利用しており、21年のすべての秋冬物に利用されています。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/firsthand-211013)

④ファッション+食で廃棄衣料を考えるイベント開催

環境問題をはじめとする社会問題を啓発するうえで、ファッションは重要な役割を果たします。
この点に着目し、社会的なスローガン入りのTシャツの販売と飲食を組み合わせたイベントが、ニューヨーク、マンハッタンのレストランで行われました。食やアート、ファッションを楽しみつつ、社会問題への関心を喚起する内容です。
主催したのは現代アーティストのリクリット・ティラヴァーニャ。Tシャツはもともとアフリカに送り届けるために集められたものですが、届いたとしても行き場がなく廃棄されるものも少なくありませんでした。そこで、ティラヴァーニャは輸送前のTシャツを集め、シルクスクリーンで社会的なメッセージを入れたうえで展示販売することにしました。なお、売上の一部はNPO団体に寄付されています。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/y-sugimoto107)

⑤パリコレ復活で華やぐストリート 旬の着こなしは色柄使いと肌見せで

9月27日から10月5日にかけ、2022年春夏シーズンのパリコレが開催されました。新型コロナウイルスによる渡航制限が徐々に緩和され、屋外でのマスク着用義務もなくなったことから、人々は笑顔を見せ、パリの街には活気が戻りました。
今シーズンを特徴付ける目立ったスタイルやトレンドは見受けられなかったものの、久々の大規模なイベントだったためか、肌見せやさまざまな色・柄を取り入れたファッションを楽しむ人が多く、開放感を感じさせる雰囲気があったようです
(参照先:https://www.wwdjapan.com/articles/1275620)

⑥コロナ禍のEC消費・行動変容に関する調査 10~30代のEC利用が増加

コロナ禍の影響により、10代~30代の若い世代でEC利用が増えたことが、ソフトバンクの子会社SBペイメントサービスの調査により明らかとなりました。
調査は10~90代の男女約3,600人を対象に、7月16日から8月12日にかけて行われ、ECの利用頻度や購入商品、購入金額などを尋ねました。

オンラインで買い物などをする頻度がコロナ禍で「増えた」と回答した人は3割以上にのぼるのに対し、「減った」と回答した人は5%未満となっています。10代女性では約6割が「増えた」と回答しており、若い世代ほどECを積極的に利用する傾向がみられます

また、オンラインで新たに購入するようになった物についての質問では、「ファッション・インナー・ファッション小物」が21%を占め、「食品・スイーツ・ソフトドリンク」20%、「家電・パソコン・通信機器」17.2%となっています。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/sbpayment-211018)

⑦複数ECサイト一元管理のネクストエンジン、3ヶ月で導入企業210社増

ECサイトを一元的に管理できるプラットフォーム「ネクストエンジン」を導入する企業が増えています。5月から7月にかけて導入企業数は210社増え、4,949社となりました。
提供しているのは神奈川県小田原のIT企業ハミィ。アマゾンや楽天など大手ECサイトをはじめ、40以上のECモールやカートが管理可能です。「ネクストエンジン」を利用すれば中小企業でも容易に複数のサイトを管理できるのが強みで、特にファッションやインテリアなどの分野で存在感を示しています。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/next-engine-211004)

⑧アマゾンジャパン中小企業支援を目的にウェビナー開催「ECサミット2021」

10月5日と6日、中小企業のサポートを促すウェビナーが開かれました。主催したのはアマゾンジャパンで、40以上のプログラムで構成されるイベントとなりました。

アマゾンジャパン合同会社社長のジャスパー・チャン氏は、アマゾンの倉庫に商品を預けることで、梱包や配送などのサポートを受けられるプログラム「フルフィルメントバイアマゾン」(FBA)により、自社倉庫での在庫管理や梱包に課題を抱える中小企業を支援できると語りました。
また、大規模な投資の成果として、現在20カ所を超える拠点でロボット化が進んでいるとも述べ、日本から海外への越境販売もサポートできるとのことです。

また本ウェビナーでは、アマゾンファッション事業本部事業本部長も登壇し、アマゾンジャパンの中で、ファッションは最も成長率の高いカテゴリーであることを説明しました。さらに、成功体験として、ウィゴー、神戸レタス、ナノユニバースの事例や、共同ブランドの立ち上げなどを行っているビームスとの取り組みも紹介しました。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/amazon-211006)

⑨ユニクロとジーユー チャットボットサービスをリニューアル

ユニクロとジーユーは、自社ECの利用が伸びていることを受けて、EC上での質問に自動で回答するチャットボットサービスを新たに提供することとしました。
これまでは「ユニクロIQ」と呼ばれるコーディネート提案サービスと、返品などの質問へ回答するアカウントの二つを導入していましたが、これを統合・リニューアルし、新たに「IQ」という名称で運用します。
アカウントと統合したことで、商品や着こなしの提案から決済方法にいたるまで、ECに関するあらゆる内容に対して、一つのサービスで対応できるようになりました。IQのみで解決できない場合は、オペレーターが対応します。
(参照先:https://senken.co.jp/posts/uniqlo-gu-211012)

いま注目の関連記事

急ぎのご相談から、
サンプル作成、
小ロット対応まで
お気軽にご相談下さい。

メールでお問合せ

納期問合せ・見積り依頼(無料)

(受付時間:24時間)

電話でお問合せ

【東京】03-5642-6155

(受付時間:平日10:00~18:00)