新型コロナウイルスによるアパレル企業の
売上増加！｜気になるニュースをご紹介

2022年10月26日

アパレル業界では、新型コロナウイルスによって多くの企業が経済的な悪影響を受けた一方で、売上を増加させている企業もあります。本記事では、新型コロナウイルスの影響の中、売上を増加させている販売施策や要因について解説していきます。

●コロナ禍で閉店・休業が相次ぐ中、売上増加をするアパレル企業も…！
●コロナ禍で売上増加に至った販売施策
●新型コロナウイルスの良い影響を受けたアパレル業界ニュース
●変化に対応できる体制を整えよう

コロナ禍で閉店・休業が相次ぐ中、
売上増加をするアパレル企業も…！

アパレル業界では、新型コロナウイルスの影響を受けた企業が多く、店舗の閉店や事業縮小、売上の激減の末、いくつもの企業が倒産に至っているというニュースを見た方も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスがアパレル業界へ与える経済的影響については、以下記事でご紹介しています。あわせてぜひご覧ください。

コロナ禍で売上増加に至った販売施策

新型コロナウイルスにより多くの企業が経済的影響を受ける一方で、売上増加に至ったアパレル企業の販売施策をご紹介します。

SNSを活用した集客

1つ目は、集客施策です。
コロナ禍ではSNSを活用した販促アプローチを行うアパレル企業が増加しました。多くの消費者が日常的にSNSを活用して情報を収集しているため、効果的の出やすい施策です。

実際に利用されているSNSは「Instagram」「Facebook」「Twitter」「Pinterest」などがあります。
特に「Instagram」は、若者層から主婦層まで幅広い年齢層が利用しており、ブランドの世界観を発信しやすいという点から、多くのアパレル企業が活用しています。また、Twitterは、情報の拡散力が高く、トレンドや話題作りに適しています。
また、SNSではターゲットのセグメントをつけて広告発信ができるため、アプローチの幅や質が上がりやすいメリットもあります。

ECサイトの開設・運営

アパレル業界のEC化率は他業界と比べ高く、コロナ禍で売上増加に至った企業の施策の一つです。
新型コロナウイルスの影響で消費者の外出機会が減り、ECサイトのニーズが大きく増加しました。現在では実店舗よりもECサイトでの販売の方が売上を伸ばしている企業も多く、重要な販売経路となっています。
また、コロナが落ち着いてきた現在でもECサイトの売上は大きく低下することはなく、ECサイトの利用は、消費者の生活に定着してきています。
加えて、中古の衣料品や商品を個人間で気軽に売り買いできる、フリマアプリの需要も若者を中心に増加しています。

店舗での客単価増加

新型コロナウイルスの影響で来客数が減少したものの、客単価が上がり、売上自体は増加した企業も多くありました。
実際に外出する機会が減ったことで、まとめ買いや買い物を楽しみに来店する消費者が増えている傾向にあり、売上増加に繋がっています。そのため、販売戦略として客単価を上げる戦略を行っている企業もあります。
たとえば、接客でトータルコーディネートや類似商品を提示したり、品揃えを見直すことで商品ラインナップを充実させたり、ブランドのコラボで高額商品を販売したりと、さまざまな工夫で客単価の向上を行っています。

企業間コラボに関しては以下記事でご紹介しているので、あわせてご覧ください。

オムニチャネルの導入

コロナ禍でアパレル業界のデジタル化が加速しつつ、消費者の「ショッピング本来の楽しさを体験したい」というニーズが増えてきています。
このニーズを生かした施策が「オムニチャネル」です。チャネルとは、SNSやECサイト、実店舗など、消費者が商品にたどり着く流通経路のことを指し、チャネルを連携する戦略をオムニチャネル施策と呼びます。

顧客の会員情報を活用してECサイトでの購入を促すことができます。逆に、ECサイト利用者に店舗情報を送ることで店舗に足を運んでもらうきっかけを作ることも可能です。また、店舗とEC、SNSを連携させることで、ブランドの価値を提供でき顧客の「ファン化」を促進できます。

ここまで、コロナ禍でも売上増加に貢献する販売施策についてご紹介してきました。次章では、実際に新型コロナウイルスの中、売上が増加したアパレル業界のニュースについてご紹介していきます。

新型コロナウイルスの良い影響を受けた
アパレル業界ニュース

先述のようにアパレル業界では、コロナ禍でも新規顧客の獲得や顧客ニーズの把握などで売上を増加させた企業が多くあります。ご興味のある方はぜひご覧ください。

・米国でアパレル商品のオンライン売り上げが2ケタ増

・無観客のTGC　静寂の中で2020年春夏のリアルトレンドくっきり

・「3密」避けてゴルファー急増　増収ブランド相次ぐ

・三越伊勢丹が全館営業再開　6月1日から都内4店舗

・コロナ禍における新たなEC消費・行動変容に関する調査　10～30代のEC利用が増加

・【専門店】21年販売結果と22年経営見通し　発信力と個性、さらに重要に　本社調べ

変化に対応できる体制を整えよう

今回ご紹介したように、アパレル業界では新型コロナウイルスの感染拡大を逆手にとって、売上を増加させた企業があります。このように変化していく社会の中で、常に変化へ柔軟に対応するために、体制を整えることが重要です。

小島衣料では、変化する環境に対応できるよう、お客様の生産体制を伴走いたします。メンズ・レディース・子供服からユニフォームまで、服種やサイズを問わず対応できるだけでなく、工程ごとの支援も可能です。

経験豊富なスタッフが対応し、海外拠点も活用できるため、小ロットや急なご依頼にも対応ができます。
さまざまなニーズに対応可能な小島衣料が提供するサービスの料金表は以下のリンクでダウンロードできます。
ご興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

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