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アパレル業界の3つのビジネスモデルとは?市場の変化により必要性の高まる外部委託を解説!

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近年のアパレル業界は、インターネットの普及や新型コロナウイルスの影響によってビジネスモデルが変化しつつあります。本記事では、アパレル業界の主なビジネスモデルを踏まえ、注目が集まっている「外部委託」についてメリット・デメリットや適切な外部委託先の選び方についてご紹介します。

市場変化が起こる
アパレル業界の3つのビジネスモデル

アパレル業界は私たちの日常生活に欠かせない衣類の製造、流通、販売を担っています。従来のアパレル業界の市場は横ばいとなっていましたが、インターネットの普及や新型コロナウイルスの影響でその市場に変化が現れています
例えば、店舗を持たずにECサイトのみで展開するアパレルブランドが増えたり、大量に同じ商品を生産・販売するのではなく、消費者一人ひとりのニーズに合わせて受注生産するブランドが増えたりしています。

このように、生産や流通システム・販売の多様化により、ビジネスモデルにも変化が起こっています。
アパレル業界のビジネスモデルは大きく分けると、「分業モデル」、「SPAモデル」、「D2Cモデル」の3つがあります。

①:分業モデル

1つ目のビジネスモデルは従来から採用されている分業モデルです。アパレル商品における素材の生産、衣類品の生産、企画・仕入れ、販売などの工程を分業し、それぞれの専門企業が行います。

分業モデルは、百貨店や商業施設が出店しているアパレルブランドが多く採用している方法であり、細かく分業化することで各工程の専門性が上がり、高品質な商品の生産が可能です。また、各工程で担当する企業が異なるためリスクの分散にもつながります。

しかし、細かく分業するほど中間マージンが発生するため、商品の価格が高騰してしまうというデメリットがあります。

②:SPAモデル

2つ目のビジネスモデルは、衣料品の企画・生産・販売という工程を一社が一貫して行うSPAモデルです。
SPAとは「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略であり、日本国内では大手アパレル企業のユニクロがこのビジネスモデルを実施しています。
一社が一貫して企画から販売の工程を担うため、中間マージンが発生せず低価格で商品を提供できます。また、各工程の意思疎通がスピーディーになり、消費者の声を反映したトレンド商品の大量生産が可能です。

デメリットは、流行の商品を低価格で大量生産することによって、他社との差別化が難しく、価格競争が発生してしまう点が挙げられます。

近年、アパレル業界では大量生産・大量消費のビジネスモデルが見直され、サスティナブル(持続可能)な産業への変化が起こっています。サスティナブルに関心のある消費者からSPAモデルを選択する企業は好ましくないと思われることもあるため、採用するアパレル企業が少なくなっています。

アパレル業界のサスティナブルについては以下記事でご紹介していますのであわせてご覧ください。

③:D2Cモデル

3つ目は2010年頃にアメリカで新しく登場したビジネスモデルである、D2Cです。
D2Cは「Direct to Consumer」の略であり、商品のメーカーや工場が商品の企画から生産、SNSなどの宣伝や販売促進までを行い、自社のオンラインストアでダイレクトに販売するビジネスモデルです。

流通業者や小売店の介入、実店舗の保有がないため、低価格での販売が可能です。販売までの大幅なコストカットが可能なため、メーカーや工場が高い利益を得ることができます。

近年、EC市場の成長によって注目を集めているビジネスモデルであり、少数の商品に特化して高品質な商品を販売することから、在庫リスクの低減というメリットもあります。

一方で、商品を売るためのブランド力が必要となるため、新規のアパレル企業では顧客獲得まで時間がかかり、初期投資もかかりやすいというデメリットが挙げられます。

必要性が高まる
パターン・グレーディングの外部委託

ご紹介したようなビジネスモデルがあるアパレル業界では、消費者ニーズの多様化に合わせて商品のデザインや機能をスピーディーに変える必要があります。そこで必要性が高まっているのが、外部委託です。

では、なぜ外部委託だと消費者ニーズの多様化に応えることができるのでしょうか?その理由をメリット・デメリットとともにご紹介します。

外部委託のメリット

外部委託のメリットは、時間や労力などのコストを削減できることです。

消費者のニーズに合わせてパターンメイキングやグレーディングなどを自社内で行うと、制作や素材の仕入れ・管理などに時間がかかってしまい、コスト的に非効率になってしまうため、外部委託がおすすめです。

また、ニーズの多様化に伴い様々な種類の商品を作る分、在庫リスクが高まります。そのため、すでに設備がある外部委託先に注文発生時のみ生産を委託することで、管理工数の増加やキャッシュフローの悪化といったリスクを減らせます。実際に、受注生産や小ロット生産に対応する外部委託先も多く存在しています。
加えて、コスト削減によって人材リソースを他の高付加価値業務に割くことができるため、生産性の向上・顧客満足度向上にもつながります。

弊社の場合、1P 350円〜と業界屈指の安さでグレーディングを承っていますので、ご興味ある方はぜひこちらもご覧ください。

外部委託のデメリット

外部委託のデメリットとして、技術力やノウハウの蓄積が期待できない点が挙げられます。

生産工程が外部に依存する状態になるため、予算内で外部委託ができなくなった場合、設備や技術力・ノウハウの蓄積がないため自社内で対応することが困難です。
また、外部委託先によっては料金が高くなったり、納品までの時間が長くなったりと、コストや納期が外部委託先に左右されてしまいます

そのため、外部委託にはどのくらいのコストがかかるのか、デザインから販売までどのくらいの時間を要するのかなど、外部委託先のスケジュールも含めて状況把握を定期的に行う必要があります。

ここまで、外部委託のメリット・デメリットを解説しました。
生産を外部委託することで社内の時間や工数を削減でき、人材リソースを消費者ニーズに合う商品の企画・開発に使うことができるため、ニーズの多様化に対応しやすくなります。実際に、商品の企画や販売を自社内で行い、生産は外部委託するアパレルブランドも増えています。

次章では、メリットがある外部委託の委託先の選び方についてご紹介します。

外部委託先の選び方とは?

パターンメイキングやグレーディングなどの工程を外部委託する際には、以下3つの点を注意し、自社に最適な外部委託先を選定することが重要です。

● 短納期で困ったときにサポートをしてくれる
外部委託先の人材確保は十分であるか、繁忙期にも対応できるキャパシティーを担保しているかを確認することで、製品の仕様が変わった際でも対応してもらうことができます。

● 多様なデザイン・サイズ展開にも対応してくれるか
ニーズの多様化に伴い、デザインやサイズ展開の需要が幅広くなっています。そのため、柔軟にパターンメイキングやグレーディングに対応できる高度なスキルを有した人材が揃っているかを確認しましょう。

● 様々なパターンメイキング・グレーディング業務のサポート実績がある
意匠性が高い複雑なデザイン、特殊仕様、イレギュラーサイズなど、複雑な要望に応えられるパターン実績があるのかを確認し、多様な衣料品の生産に対応できるかを確認しましょう。

外部委託先を選ぶポイントについては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。


パターンメイキングからグレーディングまで
小島衣料にお任せください

上述したポイントを押さえているパターン・グレーディング業者が小島衣料です。

サンプル作成や小ロット案件の短納期に対応でき、メンズ・レディース・子供服からユニフォームまで、種類やサイズを問わず対応できます。生産拠点が東京都、中国、ミャンマーなど5つあり、各拠点に10~20年以上のベテランスタッフを配置しているため、高品質な商品をスピーディーに対応することが可能です。東京を受注窓口として各拠点のパターンを最終チェックしているため、品質やサービスともに安心してご利用いただけます。

また、パターンメイキング・グレーディングそれぞれ単体での外注が可能であり、どちらか一方を自社で行っていない場合でも対応できます。実際に、グレーディングを普段行っていない会社やパタンナーからグレーディングの依頼を受けるなど、単体での外注に対応することが可能です。

グレーディングサービスの詳細は以下からご覧ください。

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このように、様々なニーズに対応可能な小島衣料を外部委託先としてぜひご活用ください。
小島衣料が提供するサービスの料金表は以下のリンクでダウンロードできます。ご興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

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