【アパレル業界】コロナで変化した「消費者ニーズ」と「生産体制」

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コロナ禍により、アパレル業界における消費者のニーズは大きく変化しました。EC需要が伸びるとともに、サスティナビリティへの注目度が高まり、生産側も変化を迫られています。そこでこの記事では、コロナの影響で変化した消費者ニーズと、それに適した生産体制やサービスを紹介します。

コロナがアパレル業界にもたらした変化とは

新型コロナウイルスによる影響は、アパレル業界にも大きな変化をもたらしました。以下では消費者側と生産側の2つの視点からこの変化について紹介します。

消費者側の変化

消費者側の変化としてまず挙げられるのは、コロナ前にトレンドであったファストファッションのような短命な服よりも、長く着られる服が求められるようになったことです。また、特定の時代や流行のみにマッチする服よりも、普遍性とほどよい時代性をあわせ持つような服へのニーズも高まりつつあります。
その理由として、新型コロナウイルスのパンデミックを機に、「本当に大切なものは何なのか」を考える流れができたことや、外出機会が減りトレンドに対する意識が薄れたことなどが考えられます。

コロナ禍やアフターコロナの消費者のニーズの変化として特に注目すべき点は、以下の4点です。

・ソーシャルグッド:社会に対して良い影響を及ぼすかどうか
・エフォートレス・シーンレス:快適で気楽に着られ、シーンを選ばない
・シーズンレス:季節を問わず、年間を通して着られる
・タイムレス:使い捨てではなく、時代を問わず長期間着られる

これに加え、コロナの自粛によって家の中でも服の購入が可能なECでの購買が増えていることも消費者の変化としてあります。

生産側の変化

生産側の変化としては、従来の「半年1サイクル」の見直しが挙げられます。
ブランド販売においては、ファッションウィークやトレンドショーを約半年前に行い、販売の3か月前にオーダーを締めて生産するというのが通常の流れでした。しかし、コロナによってオーダーキャンセルが起こり、サプラインチェーンの分断が起きたことで、「過剰かつ必要性の薄い生産と消費」や、それを支えていた「半年ごとのファッションサイクル」といった考え方に対する疑問が生まれ、変化が起き始めています。
また、店舗へ来店して購入することが減り、ECでの販売の需要が高まったことなど、購買行動の変化への対応も起きました。

このような変化からコロナ以降のアパレル業界のトレンドはどのようなことが予想されるでしょうか。次章で紹介していきます。

コロナ以降のアパレル業界のトレンドとは

コロナ以降のアパレル業界のトレンドとして、以下の3つが挙げられます。

持続可能なサスティナブルファッション

アパレル業界における消費者のニーズや購買行動の変化を見ると、SDGsの取り組みが国際的に注目されていることを背景に、サスティナブルファッションがトレンドになりつつあることがわかります
サスティナブルとは「持続可能な」という意味であり、サスティナブルファッションとは、衣服の生産から着用、廃棄に至るまでの過程において持続可能性を考慮し、生態系などの地球環境や人間社会への負荷が小さくなるように配慮されたファッションのことです。

環境省の調査によると、約6割の消費者がサスティナブルファッションに関心を持っているか、何らかの取り組みを行っていると回答しています。
具体的なアクションとして、「今持っている服を長く大切に着る」、「リユース(再利用)でファッションを楽しむ」、「本当に必要かなど、長い目で見て価値のある衣服を選ぶ」ことなど挙げられます。

参考:環境省SUSTAINABLE FASHIONこれからのファッションを持続可能に

柔軟な生産体制による適時適品適量生産

これまでのアパレル業界で当たり前とされていた「不要で過剰なまでの大量生産・大量消費」や「半年ごとのファッションサイクル」などへの疑問から、適時適品適量生産という新たなサプライチェーンが注目され始めています。
この柔軟な生産体制が普及すれば、各社がこぞってセールを前倒しすることによる需要の食い合いや、それに伴う商品価値の低下といった構造的問題も改善されていくことが期待できます。また、売れ残りにより在庫を大量に抱えるリスクも低減できるでしょう。

EC販売への注力

EC販売への注力も大きなトレンドの1つです。
従来は店舗の補完要素としてのEC販売が主流でしたが、 コロナ禍により巣ごもり消費の需要が拡大したことから、EC での販売は好調な傾向にあります。この流れを受けて、実店舗での販売のみ行っていた企業が EC 市場に参入する動きも見られるようになってきました。

次章では、こうした新たなトレンドに適した生産方法を紹介します。

新しいトレンドに適した生産をするためには

新たなトレンドに適した生産方法として、代表的なものは以下の2つです。

3Dモデリングの活用

3Ⅾモデリングとは、従来2Dで行っていたパターンの作図を3Dモデルと連動させ、商品画像までワンストップで行えるシステムのことです。3Ⅾモデリングの活用により、試作を3Ⅾで制作できるため、平面では確認することが難しかった立体的な部分を型起こしして確認する必要がなくなります。そのため、試作品を作る回数が減ることによって廃棄品が減り、サスティナブルファッションを実現できます。
また、3Ⅾモデリングにより、オンラインでいち早くECサイトへ製品画像を提供できるため、購買意欲が高まるとともに先行発注が可能となり、余剰在庫も減少します。

外注サービスの活用

外注サービスの活用も、新たなトレンドに適応するうえで重要です。パターン作成やグレーディングなど、時間がかかりがちな作業を外注することで生産期間を短縮できるため、適時適品適量の生産が可能となります。

次章では、これらに対応したサービスを提供できる「小島衣料」について紹介します。

様々なニーズに対応可能な「小島衣料CADサービス」

小島衣料CADサービスは、パターンメイキングやグレーディング、3Dモデリングによるサンプル作成といった先述のサービスを網羅しています。
メンズ・レディース・子供服からユニフォームまで、服種やサイズを問わず対応できるほか、工程ごとの支援も可能です。経験豊富なスタッフが対応し、海外拠点も活用できるため、小ロットやお急ぎの案件にも対応できます。

様々なニーズに対応可能な小島衣料のサービスに興味を持たれた方は、下記よりお問い合わせください。

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